2024年度から「第3期 データヘルス計画」がスタート

データヘルス計画

データヘルス計画では、健康保険組合などが保有する健診結果と医療費データ(レセプト)などを分析したうえで疾病予防等の事業を計画(Plan)し、実施(Do)します。実施した事業は評価(Check)され、次年度の事業に向けて改善(Act)し、年度ごとにPDCAサイクルを回します。
第1期データヘルス計画は2015年度から2017年度まで3年間、第2期データヘルス計画は2018年度から2023年度まで6年間実施されました。
2024年度から第3期データヘルス計画がスタートしました。第3期データヘルス計画の実施期間は、2024年度から2029年度までの6年間です。

事業主とのコラボヘルス(協同)

加入者の健康保持・増進のために健康保険組合が実施する保健事業は、事業主の健康経営®(※)推進に寄与する取り組みで、事業主と健康保険組合がコラボヘルス(協働)することによって相乗効果が期待されます。
コラボヘルスとは、「健康保険組合等の保険者と事業主が積極的に連携し、明確な役割分担と良好な職場環境のもと、加入者(従業員・家族)の健康づくりを効果的・効率的に実行すること」をいいます。
「健康寿命の延伸」に向けて、国が強力に推進する疾病予防・健康づくりの重要な柱になっているのが、健康保険組合などによるデータヘルスと事業主の健康経営®であり、両者の連携により、疾病予防・健康づくりの実効性を高めることができると期待されています。

(※)健康経営®
事業主が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できるとの基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味しています。
なお、健康経営®は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。